添付文書の改訂
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(注)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 治療域が狭いCYP基質 ワルファリン シクロスポリン ボリコナゾール等 |
これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるため、本剤の初回投与から最初の48mg投与の14日後まで、並びにサイトカイン放出症候群の発現中及び発現後は、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること | 本剤の投与によりサイトカインが放出され、CYPが抑制されることにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
| 10%以上 | 5%以上10%未満 | 5%未満 | |
| 一般・全身障害及び投与部位の状態 | 注射部位反応(注射部位紅斑、注射部位疼痛、注射部位そう痒感、注射部位肥厚、注射部位炎症、注射部位発疹、注射部位内出血、注射部位腫瘤、注射部位腫脹、注射部位蕁麻疹、注射部位結節、注射部位浮腫を含む)(44.4%) | 発熱(体温上昇を含む) | |
| 皮膚及び皮下組織障害 | 発疹(斑状丘疹状皮疹、膿疱性皮疹、紅斑性皮疹、斑状皮疹、丘疹性皮疹、そう痒性皮疹、小水疱性皮疹を含む) | そう痒症 | |
| 神経系障害 | 頭痛 |
| 投与時期 | 投与速度(mL/時) | |||||
| 初回投与*1 | 2回目投与*2 | 3回目投与以降 | ||||
| 希釈液量 | 250mL | 250mL×2 | 250mL | 250mL×2 | 250mL | 250mL×2 |
| 投与開始 0〜30分 |
25 | 50 | 200 | |||
|
投与開始 30〜60分 |
25 | 100 | 200 | |||
|
投与開始 60〜90分 |
50 | 200 | 200 | |||
|
投与開始 90〜120分 |
75 | 200 | - | 200 | ||
|
投与開始 120〜150分 |
100 | - | 200 | - | 200 | |
|
投与開始 150〜180分 |
125 | - | 200 | - | - | |
|
投与開始 180分以降 |
150 | - | 200 | - | - | |
| 投与時期 | 投与速度(mL/時) | ||
| 初回投与*1 | 2回目投与*2 | 3回目投与以降*3 | |
| 投与再開 0〜30分 |
12.5 | 25 | 100 |
|
投与再開 30〜60分 |
25 | 50 | 150 |
|
投与再開 60分以降 |
50〜150 | 100〜200 | 200 |
| 10%以上 | 10%未満5%以上 | 5%未満 | |
| 神経系障害 | 末梢性感覚ニューロパチー | <削除:頭痛> | |
| 胃腸障害 | 下痢、便秘 | 悪心 | 嘔吐 |
| 一般・全身障害および投与部位の状態 | 疲労 | 末梢性浮腫、無力症 | |
| 眼障害 | 白内障 | ||
| 感染症および寄生虫症 | 気管支炎、上気道感染 | COVID-19感染 |
| 効能又は効果 | 用法及び用量 |
| 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 | 化学療法未治療の扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 化学療法未治療のPD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 化学療法既治療の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 |
| PD-L1陽性の非小細胞肺癌における術後補助療法 | 通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。投与期間は12カ月間までとする。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 |
| 進展型小細胞肺癌 | カルボプラチン及びエトポシドとの併用において、通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 |
| 切除不能な肝細胞癌 | ベバシズマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 |
| PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌 | パクリタキセル(アルブミン懸濁型)との併用において、通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回840mgを60分かけて2週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 |
| 切除不能な胞巣状軟部肉腫 | 通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。通常、2歳以上の小児にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回15mg/kg(体重)(最大1200mg)を60分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 |
| 副作用 | 程度 | 処置 |
| 膵炎 | ・<削除:Grade3以上の>アミラーゼ又はリパーゼが基準値上限の2倍超に増加した場合 ・Grade2又は3の膵炎 |
Grade1以下に回復するまで、本剤を休薬する。 12週間を超える休薬後もGrade1以下まで回復しない場合は、本剤を中止する。 |
| 内分泌障害 | 空腹時血糖値が250mg/dL超 | 血糖値が安定するまで、本剤を休薬する。 |
| 腎炎 | 血清クレアチニンが基準値上限又はベースラインの1.5倍超かつ3倍以下に増加した場合 | Grade1以下に回復するまで、本剤を休薬する。 12週間を超える休薬後もGrade1以下まで回復しない場合は、本剤を中止する。 |
| 血清クレアチニンが基準値上限又はベースラインの3倍超に増加した場合 | 本剤を中止する。 |
| 5%以上 | 1%以上〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
| 消化器 | 下痢(11.2%)、悪心(10.3%)、食欲減退、便秘 | 嘔吐、口内炎、腹痛、口内乾燥 | 腹部膨満、嚥下障害、消化不良、リパーゼ増加、アミラーゼ増加 | |
| 皮膚 | 発疹、そう痒症 | 脱毛症、斑状丘疹状皮疹、皮膚乾燥、紅斑、ざ瘡様皮膚炎 | 蕁麻疹、皮膚炎、そう痒性皮疹、乾癬、紅斑性皮疹、寝汗 | |
| 筋骨格系 | 関節痛 | 筋肉痛、筋骨格痛 | 筋力低下、筋痙縮、関節炎、血中CK増加 | |
| 代謝 | 低マグネシウム血症、低ナトリウム血症、低カリウム血症、血中甲状腺刺激ホルモン増加、高血糖、低アルブミン血症、脱水 | 血中甲状腺刺激ホルモン減少、高カリウム血症、低リン<削除:酸>血症、低カルシウム血症 | ||
| その他 | 疲労(14.8%)、無力症、発熱 | 浮腫、体重減少、倦怠感、悪寒、粘膜の炎症、インフルエンザ様疾患 | 腫脹、胸痛、過敏症、血中乳酸脱水素酵素増加、疼痛 |
| ヒュミラ皮下注 | |||
| 20mgシリンジ0.2mL | 40mgシリンジ0.4mL | 80mgシリンジ0.8mL | |
| 40mgペン0.4mL | 80mgペン0.8mL | ||
| 関節リウマチ | − | ○ | ○ |
| 化膿性汗腺炎 | − | ○ | ○ |
| 壊疽性膿皮症 | − | ○ | ○ |
| 尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬 | − | ○ | ○ |
| 強直性脊椎炎 | − | ○ | ○ |
| X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎 | − | ○ | − |
| 多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎 | ○ | ○ | − |
| 腸管型ベーチェット病 | − | ○ | ○ |
| クローン病 | − | ○ | ○ |
| 潰瘍性大腸炎 | ○※ | ○ | ○ |
| 非感染性の中間部、後部又は汎ぶどう膜炎 | − | ○ | ○ |
| 効能又は効果 | 錠15mg OD錠15mg |
錠30mg OD錠30mg |
錠60mg OD錠60mg |
| 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 | ○注1)、注2) | ○ | ○ |
| 静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制 | ○注2) | ○ | ○ |
| 慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者における血栓・塞栓形成の抑制 | ○注2) | ○ | ○ |
| 下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制 | ○ | ○ | − |
| 5%以上 | 1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
| 全身障害 | 疲労(19.6%)、無力症 | 倦怠感、悪寒、浮腫、粘膜の炎症、発熱、インフルエンザ様疾患 | 口渇、顔面浮腫、注射部位反応、腫脹、胸部不快感、全身健康状態低下、疼痛、胸痛 | |
| 筋骨格系及び結合組織障害 | 関節痛 | 筋肉痛、関節炎 | 四肢痛、背部痛、筋固縮、筋力低下、側腹部痛、筋骨格硬直、リウマチ性多発筋痛、筋骨格痛、関節腫脹、開口障害、筋痙縮、シェーグレン症候群、頚部痛、腱炎、関節硬直 | |
| 皮膚及び皮下組織障害 | そう痒症(15.2%)、発疹 | 皮膚乾燥、紅斑、ざ瘡様皮膚炎、丘疹性皮疹、湿疹、尋常性白斑、脱毛症、皮膚炎 | 蕁麻疹、中毒性皮疹、乾癬、紫斑、多汗症、寝汗、苔癬様角化症、爪の障害、手足症候群、皮膚色素過剰、毛髪変色、皮膚色素減少、皮膚腫瘤、皮膚病変、白斑、酒さ | |
| その他 | 体重減少、血中CK増加 | 硬膜下血腫、真珠腫、気管出血、乳頭痛、細胞マーカー増加、血中CK減少、血中LDH増加、CRP増加、体重増加、組織球性壊死性リンパ節炎 |
| 1%以上 | 0.5〜1%未満 | 0.5%未満 | 頻度不明 | |
| 精神・神経 | 眩暈、感覚鈍麻 | 頭部不快感、振戦 | 頭痛 | |
| 内分泌 | PTH減少 | 副甲状腺機能低下症 |
| 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) <再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)> 2.2 用量漸増期における強いCYP3A阻害剤(リトナビル、クラリスロマイシン、イトラコナゾール、ボリコナゾール、ポサコナゾール、コビシスタット含有製剤、エンシトレルビル、ロナファルニブ)を投与中の患者(7.4、10.1、16.7.2、16.7.7、16.7.8参照) |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|
<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期> 強いCYP3A阻害剤 リトナビル [ノービア] クラリスロマイシン [クラリス] イトラコナゾール [イトリゾール] ボリコナゾール [ブイフェンド] ポサコナゾール [ノクサフィル] コビシスタット含有製剤 [スタリビルド] エンシトレルビル [ゾコーバ] ロナファルニブ [ゾキンヴィ] (2.2、7.4、10.2、16.7.2、16.7.7、16.7.8参照) |
腫瘍崩壊症候群の発現が増強されるおそれがある。 | これらの薬剤がCYP3Aを阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |